
行ったら手際よく切ってくれる「坊ちゃん」。
別府駅から歩いても数分のところにある散髪屋「坊ちゃん」。
辞めていく店が多い別府で20年間も散髪屋を営んでいる歴史ある散髪屋さん。
気さくなご主人が1人で営業しており、いつもマンツーマンで切ってもらえる。
客の1人でもある私が色々聞いてみた。
20年間変わらない散髪料金
20年で消費税もコロコロ変わり、周りの環境も変わったはずだが料金は変えなかったらしい。
とにかく安い!20年前と同じこの値段で2019年も営業している。
この味のある料金表は同じく20年前から知人に作成してもらったものでこれで三枚目。
約7年間に一度書き換えてもらってきたが作成してくれる本人ももう80歳過ぎだそうだ。
「そろそろまた書いてもらおうかな」とご主人は語る。
散髪が「サンパツ」とカタカナで書いてる所がお洒落でとてもいい。
こちらの青いバージョンも味があってとても綺麗だ。
計算された文字と文字との空白がとてもいい。パソコンでは表現できない手書きの暖かさ。
子供料金はなんと800円だ。
20年散髪をやってきたコツとは?
ご主人に今までやってきたコツを聞いてみた。「特にない」という。
変わらない料金と丁寧な仕事からだろう、お客さんは20年間途切れなかったらしい。
髪を切ってもらってる時も予約の電話が鳴り響くのがその証拠だ。
現に私も知人から紹介されて「坊ちゃん」にやってきた。
丁寧で迅速な仕事をしてくれ、しかも速くて安いのですっかり常連になった。
そして少なくとも4人に「坊ちゃん」を勧め、また「坊ちゃん」に通う人が増えている。
ご主人に聞いてみるとAPU(立命館アジア太平洋大学)生徒などの外国人のお客も来るらしい。
そうやってどんどん口コミでお客が増えて今ではいきなり行っても切ってもらえないことも多い。
行くのなら電話での予約必須。
年季の入ったこの看板が目印です。
初めて行って見つけるのは難しいかもしれませんが地図をみながら是非どうぞ。

値段を変えないというのが男だねぇ。
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